鑑賞者参加型 インスタレーション作家 林伸明
鑑賞者参加型 インスタレーション作家 林伸明 のブログです。 過去の作品、今後の出品予定をお知らせします。 よろしくお願いします。    なお、このブログは、125%に拡大すると見やすくなります。
青年労働者の実態を描いた作品・・・民主文学新人賞発表
鑑賞者参加型アート インスタレーション作家 林伸明 です。
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 「民主文学」という雑誌がある。
 民主党の文学ではない。

 日本民主主義文学会が発行している文芸誌だ。

民主文学 13年6月号


 戦後直後、民主化の流れのなかで、数々の団体が、名称や目的に「民主」をかかげて誕生した。

 民主主義文学会(当時は、文学同盟)も、その一つだ。

 これらの団体の方が、本当の「民主」の老舗だ。半世紀以上民主主義を大切にしながら、それぞれの団体の目的にそって活動してきた。

 つい最近、ここ10年くらいで、「民主」を名乗った政党とは大違い。

 だいたい、この「民主」を名乗る政党は、全く「民主」的ではない。

 おそらく、数ある老舗の「民主」団体も、大変迷惑しているだろう。

 さて、今号では、民主文学新人賞が発表され、受賞作・笹本敦史「ユニオン」と、佳作2作品(「霧の中の工場」「無機質な腐敗」)が掲載されている。

 「ユニオン」は、生協の個別配達の労働実態とそのなかで立ち上がる青年たちを、「霧の中の工場」は、大企業に翻弄される中小企業と、そのなかで働く青年たちが立ち上がる様子を描いた作品。

 「無機質な腐敗」は、自動車産業に働く派遣労働者の実態と、パワハラ・セクハラに泣き寝入りせず立ち上がる若い女性を描いている。

 業種や職種は違えども、共通して、働く青年の実態とそのもとでのドラマを描いた点で共通しており、読み応えがある作品だった。


民主文学 13年6月号②

 他に、3月10日の本ブログで紹介した「多喜二の文学を語る集い」の特集も掲載されており、これまた読み応えがある。

 ぜひ、ご覧になっていただきたい。


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討ち入りの無い「忠臣蔵」・・・前進座公演「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿」
鑑賞者参加型アート インスタレーション作家 林伸明 です。
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 先日、東京国立劇場で、前進座公演「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿」と「一本刀土俵入り」を観てきた。

 「元禄忠臣蔵」は、忠臣蔵を題材にしながら、討ち入りの場面のない珍しい舞台。


前進座 元禄忠臣蔵


 実は、前進座は、戦前から権力者におもねらず、表現したい舞台をつくってきた劇団。

 その伝統を受け継ぎ、これまで何度も、「忠臣蔵」を題材にした新歌舞伎を演じてきたが、つねに討ち入りの場面がないのが特徴。

 「討ち入り」そのものは、テロと同じだと考える前進座は、これまでも「討ち入り」を描くことなく、「忠臣蔵」を演じてきた。

 今回も、「御浜あそび」という、奥女中の綱引きにはじまる、上下に関係なく遊べる機会を場面設定し、そのなかで、赤穂浪士・富森助右衛門と徳川綱豊との行き詰まる言葉の対決が演じられている。

 吉良と間違え、助右衛門が襲いかかった綱豊。刃をかわし、助右衛門を組み伏せて、義を説く迫力がすごい。綱豊役の嵐圭史は、「台詞の格闘技」と言ったが、まさにそんな舞台だった。



 この舞台、最後にもう一つハプニングが・・・。

 2本目の演目、「一本刀土俵入り」が終わって、緞帳が下がった後、再度緞帳が上がった。

 舞台に1人のこる主演の藤川矢之輔。そこへ、花束をもって花道を進んできたのは、志位和夫氏(日本共産党委員長)。志位氏から矢之輔が花束を受けとるハプニング。

志位和夫 土俵入り
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文化政策のチラシ・・・日本共産党の提案から
鑑賞者参加型アート インスタレーション作家 林伸明 です。
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 さて、この度、日本共産党川崎北部地区委員会から依頼され、文化政策のチラシを作成しました。

 デザインしてみると、なかなかの内容ですので、みさなんに見てもらいたく、画像を添付しました。


文化政策
文化政策②

 1面は、「文化を自由に創造し楽しむことは、国民の権利」「その条件を整えることは、国の責務」だと、「国民の文化権」を明記。

 そのうえで、“時間”と“お金”の問題で、文化に触れられない若者。アベノミクスの問題点、文化予算の増額が必要なことを記述。

 2面は、①芸術・文化団体への助成制度の改善、②文化施設への支援、③芸術家の権利・社会保障の3点での提案です。

 ぜひ、ご一読いただき、ご意見をお寄せください。

 チラシを一定数活用したいなどの要望にもお応えします。

 ご意見、ご要望は、jcpkawakita@yahoo.co.jpまで、お寄せ下さい。


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「のらぼう菜」の花が、咲きました
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 4月4日のブログで、菅の「のらぼう菜」について書きました。

 収穫して、茎や葉を食べる時期は、そのころにとっくに終わっていましたが、翌年の種をとるために、収穫せず残しているものもあります。

 あれから1か月たったいま、そうやって残していた「のらぼう菜」の花が、咲いています。

 今日、川崎市多摩区内でみつけましたので、画像を添付します。

のらぼう菜 花

 ちなみに、川崎市は南北に長いので、南の方では考えられない、こんなところもありました。
まむし注意

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ひらめきました・・・次の作品は、TPPを材料に!
鑑賞者参加型アート インスタレーション作家 林伸明 です。
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 前回のブログで、青年劇場の「田畑家の行方」について書きました。

 田んぼの相続を機に、TPPや新自由主義など、農業をとりまく現実を描いた作品であることを書きました。

 この劇には、もうひとつ別のテーマがあり、それがリストラや原発問題などです。前回は、そのことを書いていなかったので、一言書かせていただきました。

 さて、鑑賞後の帰りの電車のなかで、ひらめきました。

 次の作品が・・・。

 TPPを材料に制作を開始します。

 7月25~29日に横須賀市文化会館で開催される「ヨコスカ平和美術展」に出品します。


 まだ、これから制作なので、中身を知らせることはできませんが、TPP交渉の問題点の一つを図にまとめてみました。民間企業が、相手国の政府を「自由な貿易を妨げられた」と言って訴える権利です。

 ISD条項と言いますが、実は、既にISD条項が実施されている国があるのです。


ISD条項

 アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国の間で、既におこなわれているISD条項。

 アメリカ企業は、カナダ政府にたいし28件、メキシコ政府にたいし19件、訴えをおこし、すべてアメリカ企業の勝利。

 一方、カナダ、メキシコ両国企業は、アメリカ政府にたいし、合計19件訴えをおこしていますが、すべてアメリカ政府が勝利しています。

 ずいぶんと不公平ですが、政府の側が負ければ、賠償金の支払いのみならず、場合によっては、国の法律や制度を変える必要にせまられてしまいます。

 こうした問題を、だれでもわかる形で、「参加型作品」として制作してみます。

 なお、今日紹介した図のおおもとは、以下のユーチューブで紹介されている番組です。

 こちらもご覧ください。




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青年劇場公演「田畑家の行方」を観てきました
鑑賞者参加型アート インスタレーション作家 林伸明 です。
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 今日、新宿・紀伊国屋サザンシアターにて、青年劇場公演「田畑家の行方」を観てきました。

 知り合いが、何人も出演しています。

 舞台は佐賀県唐津。

 主人公は、父の急死により、田んぼを相続することになった、東京暮らしのサラリーマン。

 「わが社に任せていただければ、代わりに田んぼを耕し、儲けさせます」と、新自由主義の立場から農業を経営の立場からすすめ、契約をせかす「SKファーム」。

 TPPで関税が撤廃されたら、日本の優秀な農産物は、中国の富裕層に輸出して儲けて、日本の庶民は、遺伝子組み換え、農薬まみれの安い輸入農産物を食べていれば良い。

 こんな考えの会社にまかせられないと、決断する主人公を描いています。


田畑家の行方

 出演した知り合いに話をうかがうと、福島県南相馬に嫁いで震災に遭い、息子を連れて唐津の実家に避難しているママ役では、実際に東京に住む避難ママたちに話をうかがって、役づくりをおこなったそうです。

 また、新規就農青年役では、埼玉県小川町に農業体験に行ったそうです。


青年劇場 農業体験

 なお、画像は、青年劇場HPより転載しました。

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